高校時代から

 今日の西野さんのvoicyは、「クリエイターの育児放棄」という話でした。まあもちろん比喩で、ここの話で言う子供とはクリエイターが生み出した作品のことです。訳すと、「クリエイターは作ることだけに専念しすぎていて、売ることまで考えられていないから気を付けてね」といった話でした。ここで出てきた話を自分なりに一般化してみると(僕は一般化とか抽象化という言葉が好きです(笑))「あなたが今していることは、全体の何割を占めているのか確認しなさい」という言葉にまとめました。よっぽどの訓練と経験を積んだ人以外、つまり僕のような一般人は、目先の利益を求めがちです。そしてその時、その性質ゆえに今、自分がしていることが全てであり、それをしている自分はベストを尽くしていると考えがちだと思います。僕は今だって、まだ長期的で幅広い視野を持っているとは言えないのであまり偉そうなことは言えないですが、過去に自分がしたことについては俯瞰的に自分を見れていると思っています。そうして過去の自分を見たときに、やっぱりその時の自分は目先の利益を追うあまり、広く見ることを忘れていたよなーと恥ずかしく思います。でも、過去は過去で、どうしたら今の自分が俯瞰的に物事を見れるようになるのかなと考えると、なかなか答えは見つかりません。だから今のところは、ただ、自分は目先の利益を追い求めてしまうやばいやつであると自覚しておくということがベストな状態なのかなと思います。答えを見つけたいです。

 

 そして今日は、僕はの人生の中で五本の指に入るくらいのショックを受けました。これは、はたから見たらものすごく馬鹿にされそうな話です。それは、YouTubeってすげえ、です。めちゃめちゃ今更で、ほんとに恥ずかしいです。なんせ今までYouTubeは人の時間を奪う最低なツールだと思って学生生活を送っていたわけで、勉強とかも参考書片手にまじめに(自分の中では)していたわけですから、教育系のYouTubeのクオリティを今日知って、僕は高校の三年間の時間をなんて無駄に費やしてきてしまったのだろうと、嘆きました。実際に泣きそうになりました。ほんとです。今日のことで、今まで何百回と繰り返し聞いてきた言葉を身をもって感じました。「知らないことを拒むんじゃない」みたいな言葉です。本当に僕は弱い人間だから、今までも、そして多分今も多少は、知らない事への抵抗感がひどくて、それ故にかなり損して生きてきたなと思っています。今回のYouTubeにしたってそうだし、学校では決められたことに対して何も考えず実行し、それを効率が悪いと真面目にしなかった人たちを頭ごなしに否定してきました。最近思うのは、なんでこんな性格で今まで来たのだろうというところです。

 

 ただ、一個だけわかることは、このブログをはじめてみたり、今まで知らなかったことを積極的にやっていこうと今、しているのは、中学、高校と決められたことだけをこなして満足感を覚えていたという今考えれば恐怖であった自分を、そんな風に自分をしてしまった自分自身への償いというか、それもまた自己満足になってしまうかもしれないけれど、あの時できなかったことを今したいという気持ちからなんだなと思っています。

 

 挽回したいです。