ナシコの日常 第三話

最近、課題に追われ始めて危機感を覚えています。カンミナーレです(泣)

 

今日こそは書きました。もはや強制タスクとなっております。

 

でも、頭の体操として良さそうです。

 

 

第三話 教科書を忘れた!!

 

 

正司君、今日は私、教科書を忘れたんだけど隣だから見せてくれない?

 


ごめんねーナシコさん、見せてあげられないよ。

 


えー昨日あれだけ言ったのに、まだ私の信用炒らないって言うの?

 


ちっちっちっ。甘いねナシコさん。僕は昨日、信用についてめいいっぱい調べてみたんだけど、信用には一貫したキャラが必要なんだよね。僕はナシコさんの忘れ物に関して一切手助けしないという形でキャラを作っていくよ。

 


うーん。確かにそうだわね。もっともだわ。でも正司君がそこまで調べてくれるなんて意外だね。なんかちょっと嬉しいよ!

 


え、ああ、そうかい。

 


(くそ、このままナシコさんのペースになってたまるか)

 


まあね、ところで、今日の授業はどうするつもりだい?

 


そうね、少しばかり手間がかかりそうね。

 


一限目の国語が楽しみだよ。

 

 

 


はい、それでは冒頭の部分を読んでもらいなす。じゃあ、今日はナシコさんから言ってみましょう。

 


(来た!!こんな都合よく来るもんなのか!?まあ、それでも入学三日目にして失敗するところを見れr


私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「先生」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。

 

 


(え、ええっっっ

 


どうかしましたか?

 


いや、なんでもないです、先生。

 


あら、それなら授業中は静かにしてくださいね。

 


はい、すみません。

 


正司君、なんで私が読めたかわかる?

 


いや、見当もつかないよ。どんないかさまを使ったんだよ

 


そんなんじゃあ、私の失敗はまだまだ見れないわね。いかさまなんてないわ。夏目漱石なんて一般常識でしょ?

 


(くそおおお、僕にはそんな芸当できないぞおお

 


正司君、さっきから心の声が途中からでてるよ笑

 


明日は、僕と勝負だ!

 


あら、何のことかさっぱりだけど、楽しみにしてるね!

 

 

 

 

 

はい、勝負展開に持って行って明日の自分を楽させる作戦です。明日も必ず書きます。

 

以上でーす。